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 渡辺医院より毎月一回発行されている『健康新聞』から、記事の一部を紹介します。(2003.4.28更新)



『健康新聞』第445号より

「生ポタージュダイエット」で奇跡が起きた!(1)
医学博士
渡辺 正
なぜ生ポタージュダイエットは
そんなすばらしい効果があるのか。

 五種類以上の生野菜をドロドロにした“泥状汁ダイエット”なら肥満はグングン解消し、万病を撃退!!

◎生野菜の栄養パワーがぎっしり凝縮されている

 “生野菜泥状汁”とは、五種類以上の生野菜をすりつぶしてドロドロにしたもの、これを毎日食べれば、ダイエットや病気の改善に、すばらしい効果を発揮します。
 私の病院では、患者さんには必ず“生野菜泥状汁”を毎食時(昼・夕の2食)食べていただきますが、非常にたくさんの人が、肥満・高血圧・糖尿病・心臓病・肝臓病などから脱出しています。
 なぜ“生野菜泥状汁(ドロドロ汁)”にはそんな効果があるのでしょうか?
 そのことを理解するにはまず『火』を使わず『生』の食品を食べている野生動物には、人間のような肥満や生活習慣病が極めて少ないことを思い出しましょう。逆に大部分の食品を『火』で調理して食べている人間は、肥満や糖尿病、高血圧などのトラブルの増加に悩まされているのです。
 実は、生の食べ物に含まれているビタミンやミネラルは、加熱調理することによって、どんどん失われてしまいます。ビタミンやミネラルが不足すれば、身体はスムーズに動けなくなり、新陳代謝もさまたげられ、肥満や病気の原因となることは言うまでもありません。
 生野菜をすりつぶした“生野菜泥状汁(ドロドロ汁)”には、こうしたトラブルを改善し、健康を回復するすごい成分が含まれています。
 その代表的なものがビタミンやミネラル類、酵素類です。中でもビタミンCには、全身の血管を強化し、皮膚をよみがえらせ、新陳代謝の働きを整え、免疫力をアップさせるすばらしい働きがあります。肥満、糖尿病、高血圧、肝臓病などのトラブルを防ぐには必須の栄養素です。しかしビタミンCは熱に弱いため、生野菜からとるのがベストなのです。
 加熱調理した食品は塩分の濃い味つけをしてしまいがちで、塩分のとりすぎにつながります。すると、体は塩分を薄めようとして水をためこむので、むくみの原因になります。これが体重増加や高血圧、腎臓病などにつながります。
 しかし、生野菜をすりつぶしただけの“生野菜泥状汁(ドロドロ汁)”なら塩分の取りすぎが確実に防げます。

◎無理なく楽しくダイエットできる最高の方法

 “生野菜泥状汁(ドロドロ汁)”はカロリーが非常に低いため、たくさん食べても肥満につながることはありません。食事の時にしっかり食べるようにすれば、高カロリーの食品を食べる量は自然と減りますし、満腹感もしっかり味わえます。
 だから「生野菜泥状汁(ドロドロ汁)ダイエット」は、無理なく健康的にダイエットしたい人には最高の方法です。
 もちろん、食物繊維が非常に豊富ですから、腸の粘膜を刺激し、便の量をふやし、便秘を防ぎます。このことも肥満や生活習慣病の予防と改善に大きな効果があります。

◎食事と一緒にとれば肥満と病気は自然に解消

 “生野菜泥状汁(ドロドロ汁)”のやり方のうち、特にたいせつなポイントをご説明しましょう。
 必ず一度に5種類以上の野菜を使います。こうすると、それぞれの野菜がお互いの栄養素の足りないところを補い合って、すばらしい栄養食になるからです。
 野菜は大根、にんじん、カブのような根菜類2〜3種類、キャベツ、ほうれん草、小松菜などの葉菜類2〜3種類です。できるだけ地元で取れた、季節のものを使います。これらをあわせて1人1回分100〜200gほど用意します。
 根菜類と葉菜類の重さはほぼ半分ずつにしましょう。
 これを、どろどろになるまでよくすりつぶすことが大切です。生野菜は細胞膜が固く、比較的消化が悪いからです。包丁やおろし金で下ごしらえし、さらにすり鉢でドロドロの状態にします。
 栄養がこわれないよう、作ってから30分以内に食べます。
 こうして作った“生野菜泥状汁(ドロドロ汁)”は、昼食時と夕食時に、通常の食事といっしょに食べるのがベストです。肥満、糖尿病、肝臓病、高血圧などが大きく改善し、きっと驚くはずです。ただしお勤めのある人などは昼食時には“生野菜泥状汁(ドロドロ汁)”を食べるのが難しい場合もあるでしょう。その場合は夕食の時だけでも行うようにしてください。
 効果が現れるまでに時間がかかってしまいますが、“生野菜泥状汁(ドロドロ汁)”の効果そのものには変わりがありません。

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