本年正月に次のお便りを頂いた。
『昨年は皆様にお世話になり、ありがとうございました。
お蔭様でまたすこしずつ快復し、自宅にてローブリなどをはじめとして療養に励んでおります。
にぎやかだった渡辺医院の各部屋を、忙しく働いていらっしゃった皆様を時折なつかしく思い出しております、どうぞ皆様ご健康に』
飯田さんの病気の経過は
(1)昨年(平成15年)2月14日、千葉県、癌センターで手術を受けた。手術後、抗癌剤治療を強くすすめられたが拒否してゲルソン療法を行った。これは玄米、生菜食、無塩を柱とする食事療法で、4ヶ月間実行したところ、6月中旬になって腹水が出現する。
精査の結果、「肝臓転移、3cm大」びわの葉療、お灸なども試みていた。
●同年(平成15年)7月3日
渡辺医院 受信
7月9日 入院
独得の癌治療を開始する。
1. 食事療法
○朝食抜きの2食
○バランスのとれた副食
天ぷら等脂こいものは避ける。
○生野菜食を摂る
○生水と柿茶各1リットルずつ飲む
○裸療法(ローブリ)
1日7回
○温冷浴 毎日1回
○三号型健康機を活用した治療はすこぶる効果的
(1日2回)
肝臓部に芋練り湿布
温冷浴はすこぶる気持ちがよい、疲労感がとれて快適な気分になる。
三号型健康機による治療も気持ちがよろしい。
7月17日 外出中に腹痛おこる。
微熱37.2℃あり
浣腸をやって排便をはかる、腹痛も軽快した。調子はよい。
7月19日 中野綜合病院受診する。
7月20日 顔色よろしい
腹痛も軽快する。
血圧120/68 元気
水様便、1日に20回あり、その結果、腹水も減少する。
7月22日 体調良好
血圧120/70
8月4日 外泊(自宅)
8月中旬 三号型健康機にて懸覚法も開始する。
すこぶる元気になる。
食事は、粥食(少量)、副食(少量)、味噌汁、生食汁等
<治療法>
○裸療法 1日7回
○温冷浴 1日1回
○三号型健康機による治療1日2回
○芥子軽湿布(胸部)
○芋湿布(肝臓部)
●癌マーカー 8/13
すこぶる高く、癌が進行していることを示す、しかし、順調に軽快した。
○CEA 81.4(標準値5.0以下)
○CAI9-9 650(標準値37以下)
8月中旬より体調良好
9月8日 便秘傾向
9月9日 腹部鈍痛おこる。食事もたべられない。
上腹部圧痛つづく、微熱37.2℃ 水も吐く。
転院(中野綜合病院)
○9月10日 中野綜合病院で点滴注射を受けて、ガスも出るようになって、腹痛も軽快する。
○9月15日 同病院を退院する。
○以後、自宅にて元気で西式生活法を実行している。