渡辺医院
トップページ
目指すもの
西医学の世界
難病に挑む
元気になりました
院長紹介
施設案内
トピックス
トピックス

 渡辺医院より毎月一回発行されている『健康新聞』から、記事の一部を紹介します。(2004.11.28更新)



『健康新聞』第464号より

健康・長寿の知恵
西  勝 造


 西医学は現代医学と異なる理論、土台に立っているので、確固たる信念を持って実行することが大切です。特に、症状が悪化するように見える時がありますが、これは体が反応している証拠で一時的なものですから、必ず治るという強い信念を持つことが必要です。

◎遺伝要因に注意

 自分の遺伝的な特徴をよく知っておくべきです。いわゆる遺伝病でなくとも、家系に心臓病が多くないか、糖尿病はどうか、よく周りに注意して下さい。心当たりがあれば日ごろからその病気の予防に注意を払うように。

◎生活を簡素に

 飽食暖衣が現代病の遠因です。簡素な衣・食・住を心掛けるようにして下さい。ぜいたくは体を弱くします。自然に親しむ簡素な生活をして生命力を高めてください。

 便通の大切さ。
 本当は食事の回数だけ、つまり一日ニ食の人は二回、三食の人は三回の便通があるのが望ましいのです。便通が二日も三日もないというのはよろしくありません。頭痛や足腰の冷えからいろいろな病気にかかりやすい体質になります。古い便が腸にこびりついた宿便は、万病のもとばかりではなく老衰の原因になります。便秘の予防にはスイマグ水がよろしい。宿便を取るには断食が一番だか、これは専門家に指導してもらうこと、下痢は止めないこと、その代わり、水分、ビタミンCを十分補給することが大切です。

◎むくみは生水で解消

 1日1300ccというのが、普通の人の尿です。何かの原因で尿の量が減ったら食事も減らして下さい。そうしないと、体がむくんできます。
 しかし、生水だけはむしろ多めに摂った方がよろしい。むくみがあっても、生水を多めに飲んでいれば、尿が増えて、むくみが取れてきます。

◎健康度診断法

 自分がどのくらい健康なのか、あるいは病気からどのていど回復しているか、を自己診断する方法です。5項目あるので自己診断五方法と言います。

  1. まっすぐに立ち上体を前に曲げて、足のひざを曲げないで手先の地面に着きますか。
  2. 壁に両手を当て、体を水平と30度の角度で斜めに傾けた時、足の踵(かかと)が床に着きますか。
  3. テーブルを背にして両手のひじから下をテーブルの上に乗せます。体を真っすぐに伸ばして、つま先が床に着きますか。
  4. まず仰向けに寝て両手は体にそって伸ばし床に着けます。それから、足を上げて頭越しにつま先が床に着きますか。
  5. 正座をし、後に倒れ、ひざを床に着けたまま、上半身を仰向けにできますか。
自己診断法柔軟度テスト
  ↑ここをクリックすると
  大きくなります
 これらは、達成できるまで続けてください。特別の理由がない限り、出来ない場合は、どこかに故障があるか、体が硬く全体が不健康状態にあると考えて間違いありません。以上の自己診断法の応用で、背中の筋肉を柔らかくし、ふくらはぎの筋肉を伸ばし、知覚神経も刺激する簡単な方法があります。「背部伸展法」と呼ばれるものです。仰向けに寝て、ゆっくりを体を起こし、上半身を前に倒して手先が踵に達するまで曲げます。起きた時と寝る前に2回ずつ行います。足先は手前に反らせます


▲TOP