国廣さんは昨年甲状腺機能亢進症と診断され、メルカゾール服用中で、当初6T(朝夕各3T)服用していたが本年になって朝のみ1回2Tに減量中であるが、疲労感強く完治をめざして入院する。
◎入院時◎
血圧 120/80 脈拍 80/分 整
胸部レントゲンにて、心拡大あり。
心電図に異常所見なし。血液検査 白血球4500、赤血球459万、ヘモグロビン216‐9.2、F1(鉄)19と低く、TIBC‐567、フェリチン‐33。鉄欠乏性貧血である。
また、GOT35、GPT55、LDH258、γ‐GTD122、LAP287と肝機能障害あり。TSH 0.820と正常値、FvceT 3‐4.42、Frce‐T 4‐2.61。TSHレセプター抗体‐42.4
※ ※ ※
◎2月7日 入院
血圧‐120/80
胸部レントゲンにて心肥大を認める。メルカゾール 朝1回(3T)のみとする。
独特の食事療法と治療開始。
○朝食廃止の2食、玄米3分搗
○バランスのとれた副食
○独特の生野菜食療法
○足の欠点の矯正、強化
脊椎、特に、頸椎の欠点(副脱臼)の矯正
三号型健康治療機を活用
○温冷浴法
○ロープリ、裸療法等
更に、独特の湿布療法
治療開始するとともに気分良好
○2月19日 メルカゾール減量する(2T→1T)
鉄剤(フェルム)は服用
○2月20日 メルカゾール減でも著変なし。血圧140/82
○2月22日 気分良好
血圧128/80
○2月25日 気分良好
血圧120/80
○2月28日 3日間の寒天断食療法開始 血圧110/70
○3月1日 寒天断食2日目 元気(メルカゾール 1Tのみ服用中)脈拍 80整 血圧110/70
○3月2日 寒天断食3日目
すこぶる元気
脈拍 70整 血圧120/70
体調良好、気分充実しているので、断食期間を5日間に延長する。
○3月3日 寒天断食4日目
気分良好 元気
脈拍数 80/分 血圧120/75
○3月4日 寒天断食5日目
元気 脈拍数 80 血圧120/70
本日で断食法は終わり。
○3月5日 元気 血圧130/80
本日より食事療法開始
昼、夕、流動食である。
(昼) おもゆ、生食汁、みそ汁
(夕) 5分がゆ、生食汁、みそ汁
「非常においしくいただいた」という。
○3月6日 メルカゾール、本日で中止とする。「すっきりした」という。血圧130/70
○3月7日 気分良好
脈拍数 60整 血圧120/70
○3月8日 メルカゾール服用はやめているが、何ら異常なし。むしろ非常にすっきりして気分よろしいという。
脈拍数 70整 血圧115/70
○3月10日 気分良好
脈拍数 70整 血圧120/70
○3月11日 メルカゾールは3月6日より休薬中だが、何ら異常なし。気分良好。血圧120/80
○3月12日 気分良好
脈拍数 70整 血圧120/80
○3月16日 気分良好
脈拍数 60整 血圧120/70
○3月17日 脈拍 60整 血圧120/70と安定 元気で退院する