●子どもが風邪で高熱を出したときの対処法
風邪で高熱が出ると言うことは、体内に毒素がたまっているということです。風邪をひくと、水分、ビタミンCが不足するので、水や、柿の葉茶、オレンジジュースなどをたっぷり飲ませるようにしましょう。
○脚 湯 法
「これは発汗療法といって、発汗させて体内の毒素を体外に出す方法です。
熱そのものは病気ではありません。熱の原因となっている体のひずみを解消しなければ解決しません。発熱、発汗療法です。
発熱で殺菌し、毒素を体外に排出します。」(渡辺先生)
20分間温めたままだと、足の関節がゆるんでいるそうです。跳んだり跳ねたりすると足を痛めるので、最後に水につけて締めることを忘れないようにしましょう。
また発汗療法なので、汗をかくと水分と塩分が出て、ビタミンCが減るそうなので、補給を忘れずに。午後3時過ぎにやるのがいいそうです。
また渡辺先生によると、この方法は体内の老廃物がすべて汗になって出ます。
発汗後に、生体に必要な水分、塩分、およびビタミンCを補給することが重要です。血液がきれいになり、同時に熱がさがって菌が死ぬことになるそうです。
「脚湯法」の手順
- 摂氏40度で、5分間
- 摂氏41度で、5分間
- 摂氏42度で、5分間
- 摂氏43度で、5分間
- 汗をかいたらやめる。脚を湯から出して、よく拭く。
- 水に1回つける (摂氏14度なら2分間、15度なら2分半、16度なら3分半)
- ゆっくり休む
----足首の温冷交互浴法
「鼻風邪や、鼻がつまっているときなどに効果があるので、足首の温冷交互浴法です。
足首、足の血液の循環がよくなるので、風邪の予防にもなります。鼻がつまっていたら、鼻の通りがよくなる。尿の出の悪いときは出がよくなる。赤ちゃんが鼻がつまっているときなどもよいですね」(渡辺院長)
水虫や凍傷の場合は、30分から1時間半くらい行うと良いそうです。風邪をひいたら、午前中に足首の交互法を行い、午後3時以降に脚湯法をやると効果的だそうです。
「足首の交互浴法」の手順
洗面器または適当な器2個に湯(摂氏40度〜42度)と水(14度〜16度)を用意する。
- 足首から下(くるぶしまで)を、湯(摂氏40〜42度)に2分間。
- つぎに水(14〜16度)に1分間
- つぎに湯(同じ温度)に1分間
- つぎに水(同じ温度)に1分間
- つぎに湯(同じ温度)に1分間
- つぎに水(同じ温度)に1分間と、1分間づつ交互に各3回の足首以下の温冷浴をする。
*湯から水に入れるときは、しずくを軽く拭くこと。
あると便利なもの
- 防水加工の時計
- 砂時計
- プラスチックのマグカップ
- 水温計