渡辺医院
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 皮膚呼吸は酸素を取り入れ、老廃物を体の外に出します。ですから、皮膚が弱く皮膚呼吸が十分にできないことは、万病のもとなのです。
 そこで西医学では、皮膚を鍛えるため、“大気浴療法”“温冷浴”を実践しています。



大気浴療法

 大気浴療法皮膚呼吸を活発にし、酸素を十分に吸収させます。酸素はガンの原因になる体内の一酸化炭素と結びき、無害な二酸化炭素にしてしまいます。
 ですから、大気浴療法は特に、ガンの予防と治療に大きな効果があるのです。

〜方法〜
 裸になって椅子に座り窓を開けます。しばらくしたら、窓を閉めて毛布をかぶります。これを下の表のサイクルで繰り返します。

回数
部屋を開放して
裸になる時間
20秒 30秒 40秒 50秒 60秒
着衣して窓を閉じ
暖まる時間
60秒 60秒 60秒 60秒 90秒

10 11
70秒 80秒 90秒 100秒 110秒 120秒
90秒 90秒 120秒 120秒 120秒 着衣のまま
平床にしばらく安臥

とくに、病人で初めて行う場合には下記のとおりに行います。
第一日目 20秒からはじめ、70秒まで行う
第二日目 20秒からはじめ、80秒まで行う
第三日目 20秒からはじめ、90秒まで行う
第四日目 20秒からはじめ、100秒まで行う
第五日目 20秒からはじめ、110秒まで行う
第六日以降 20秒からはじめ、120秒まで行う

回数は、原則として一日3回だが、1日1回でも朝夕2回でもよい。期間は、最初の30日間は休まずに続け、2、3日休む。その後、約2ヵ月続ける。
時間は、原則として日の出前と日没後行う。病弱者は正午頃の一番暖かい時刻に開始して、毎日30分または1時間ずつくりあげて、次第に5時、6時になるようにする。食事の前後は30〜40分の時間を置くこと。なお、入浴前はさしつかえないが、入浴後には約1時間以上の時間をおいてから行うこと。



温冷浴

 毛細血管の収縮と拡大を刺激し、血のめぐりをよくし、皮膚の機能を高めます。全身の新陳代謝も活発になります。

(方法)14℃から18℃のぬるい水と42℃の熱い湯に1分間ずつ交互に入ります。必ず水浴から始め、水浴で終わるようにします。計7回か8回行います。水浴はシャワーで代用もできます。
 水浴は始めはかなり冷たく感じるかもしれません。最初は手首、足首までつかり、次に腕と足のひざまでというように少しずつ慣らしていくといいでしょう。

温冷浴の応用として次のような方法もあります。

◇足首交互浴法◇
 足首から先だけを、温水、冷水に交互につける方法です。主に次のような効果が期待できます。
 ・風邪の予防。
 ・足の冷えを治す。
 ・赤ちゃんの鼻づまりを治す。
 ・排尿を良くする。

〜方法〜
 まず、大きめの洗面器を用意します。足首から先だけを、温水(41℃〜42℃)冷水(15℃〜18℃)各1分ずつつけます。温水から始めて冷水で終わり、合計で10分くらいかけて、それぞれ3回〜5回繰り返します。
 初めての方、体力のない方は冷水を20℃くらいから始めても良いでしょう。


◇脚湯法◇
 脚をひざ近くまでを温水、冷水につける方法です。主として、高い発熱を発汗によって治す効果があります。

〜方法〜
温度 40℃ 41℃ 42℃ 43℃ 16〜18℃
時間 5分間 5分間 5分間 5分間 2〜3分間

 脚をひざ近くまでお湯に浸して温度を40℃から43℃まで1度ずつ上げていき、5分づつ繰り返します(合計20分)。最後に16℃〜18℃の冷水に2〜3分浸して、脚を引き締めます。
 20分くらい経過して発汗すると効果が現れます。
 汗をかいたあとは、水分・塩分・ビタミンCを補給します。当院では“柿茶R”とすりおろしたリンゴに塩を入れたもので補給します。



難病に挑む 六大法則 正しい食事

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